大正12年に新築された「吉丸屋」支店です。
その当時は、支店でした。昭和初期に撮影された写真。その当時、本店は、座光寺村役場前、麻績神社の大鳥居の斜め前でした。
創業当時の明治37年ころは、富国強兵政策で、庶民は食糧不足、苦しい生活。当然、貴重な砂糖など手に入りません。そんな折、手安く入手できる甘いもの・・それは甘酒でした。
座光寺まんじゅうの始まりは、甘酒を小麦粉に練り込み造った・・酒まんじゅうだったそうです。色は灰白色。
このおまんじゅうの造り方を伝授してくれたのが、当時、元善光寺の近くに住んでいた「尼僧」さんでした。
以来、「吉丸屋」は、尼僧さんよりその製法を伝授され、時代の変遷とともにその味、その製法、原材料が改良され、現在の製品に至っています。
写真は、その店舗が筑後107年を経て、平成23年に解体される直前の店舗。大正、昭和の面影を残した懐かしさのある、歴史を感じる貴重な建物の一場面です。
「吉丸屋」が創業して107年後の平成23年(2011年)、半年間の休業を経て、12月16日、「吉丸屋まんじゅう店」は新築、新装オープンしました。
「幻のまんじゅう」とも云われた伝統ある「座光寺まんじゅう」「元善光寺まんじゅう」が復活しました。
地元のお客様からの口コミで広まった「座光寺まんじゅう」や
「元善光寺まんじゅう」は、「懐かしい味」として、また
「都会では味わえない味」として評判になり、全国各地から
ご注文をいただけるようになりました。
「ふるさとには 自慢したい旨いものがる」・・その一つとして
・・・・・皆様に愛され、親しまれています。
wawawawa
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(祝祭日は営業)
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(元善光寺前)
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